東京都狛江市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと

狛江市の特徴

狛江市は、世田谷区の隣にあり、調布市や多摩川を境に神奈川県川崎市にも隣接する市です。
東京都の市では最も面積が小さく、全国では2番目に小さい市です。
しかし、大型マンションの建設などにより、転入者が増え、現在では人口は増加傾向にある市です。

都内の市では、人口密度が2位で、市の面積と比較しても
人口が密集した人気の市であることがわかります。
狛江市の人口自体は増えていますが、15歳未満の人口は減少傾向で人口の10％程度であり、
反対に65歳以上の割合は年々増えて、現在では24.1％まで上がってきており、少子高齢化が進んでいます。

狛江市で特殊清掃の依頼件数は増加する見込み

狛江市の少子高齢化が進んでいく中で、残念ながら、孤独死と言われる誰にも看取られることなく亡くなる事例も増えてきています。
高齢者の中には最近できた大型マンションに住む人もいらっしゃいますが、狛江団地や多摩川団地では特に単身高齢者や高齢者夫婦の世帯が増えてきており、実際に孤独死が起こってしまっています。

昔と比べて、近所の方とのコミュニケーションも希薄になってきており、外部とのコミュニケーションを取る機会が減ってきています。
そうすると、家のなかで心筋梗塞など突然の症状に襲われた時に誰にも気づかれずに、そのまま孤独死してしまうケースも最近は増えています。
実際に狛江市の死因の第二位は心筋梗塞で、急性の心筋梗塞で亡くなる方も多いのです。

また、最近は高齢者だけでなく、若者も孤独死をするケースが増えています。
例えば、学校に通っていたり仕事をしているのであれば、連絡がなかった場合、何かあった場合も連絡してもらえる等で気づいてもらいやすいですが、人と関わるのが苦手で、SNS上の友達はいても実際の知り合いとは全く連絡を取らないといった人も多いです。
このような孤立化が、若者の孤独死を引き起こしています。

MEMO

孤独死は、亡くなってすぐに見つかることが少なく、早くて2~3日後に発見、遅い場合だと、1ヶ月以上気付かれないパターンも多いのです。

夏場等は死後2~3日経つと腐敗や死臭が始まってしまいます。
放っておけばおくほど、死臭や虫、体液の処理などが大変になり、自力では掃除のしようがなくなることがほとんどです。
そのような場合には特殊清掃に依頼することになります。