孤独死を発見した場合、特殊清掃が必要になってきます。
今回は東京都江東区で特殊清掃が必要になったときに知っておくべきことをまとめました。
1.江東区の人口構成
江東区の人口は48.86万人(2015年調査)です。
そのうち単独世帯数は68243世帯で、そのなかでも高齢者の単独世帯数は15469世帯になります。
江東区は、最近急速な人口増加で窮地になっており、高齢者施設などの建設が難しい状況となっています。
そうなると、一人暮らしの高齢者がこれからますます増え、特殊清掃に依頼する機会も増えるでしょう。
2.被相続人が孤独死した場合どうすればいいか
被相続人が孤独死をした場合、相続人はどうすればいいのでしょうか。
- 大家さんに連絡する
まず、孤独死を発見したら、すぐに警察に連絡しましょう。
大家さんなどが発見した場合は、後から警察や大家さんから連絡がきます。 - 部屋の掃除
孤独死が起きた部屋の掃除をします。
これは、一般的な清掃を行う業者ではなく、特殊清掃を専門にしている業者に頼んだ方がいいです。
孤独死が起きた部屋は、消臭や体液の処理などが非常に難しいので、普通の清掃方法では処理できません。
また、清掃は警察の許可がおりてから行いましょう。
もし許可がおりる前に清掃してしまうと、事件性があった場合に疑われてしまいます。
とはいえ、許可がおりたらなるべく早く清掃してもらいましょう。
時間が経つと清掃もしにくくなり、費用も余分にかかります。 - 葬儀
葬儀の手配をしましょう。
お付き合いのある葬儀屋さんでもいいですが、特にない場合は、インターネットで「葬儀 地名」などと検索すればすぐにみつかります。 - 手続き
銀行口座や年金、健康保険、公共料金などの手続きは必ず行いましょう。
うっかり忘れていると、相続人にも不利益なことが起こります。
賃貸で起こった孤独死の対応をするべき人とは
- 連帯保証人
連帯保証人は、入居者の生活を保護・管理する義務があります。
なので、連帯保証人は入居者が死亡した場合は、部屋を綺麗にする義務があります。 - 相続人
これは借金などと同じ、亡くなった部屋は、負の遺産と同じ考えになるので、相続人が後始末をする責任があります。
相続人が複数いる場合は、特殊清掃などの費用は複数人で支払うので、一人あたりの予算は少なくてすみます。
以上のような流れで、対処します。
急なことだと焦ってしまうので、前々から準備しておくことをおすすめします。
「東京都江東区で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと」まとめ
- 江東区は高齢者施設の建設が難しいので、孤独死も起こりやすい
- すぐに特殊清掃業者に依頼するのではなく、段取りが必要
- 焦らずにちゃんと対応すれば大丈夫