【年間200件の事例】から学ぶ「孤独死対処方法」

東京都品川区で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと

1.東京都品川区の高齢化社会の現状とは

近年、高齢者の一人暮らしが増えていますが、それに伴い孤独死も増えていることをご存知でしょうか。
東京都品川区では、品川区の総人口のうち高齢者の比率が21%以上と約8万人の方が高齢者という現状があり、高齢化社会が急速に進んでいます。
そのうち、約10%は75歳以上の後期高齢者と言われています。
また、65歳以上の高齢者の3分の1の世帯の方が一人暮らしをしていると言われています。
品川区では他のエリアと比べると、比較的高齢化が緩やかと言われていますが、その中でも在原東地区や八潮地区は高齢者が多い地区と言われています。
高齢者世帯や一人暮らし世帯が増えると、避けられないのが、孤独死という現状です。
もし、孤独死が起こってしまったら…
その前に知っておくべきことをまとめてみました。

2.品川区の死亡数や死因とは

品川区のデータによると、ここ数年の死亡数は3000人を超えて以前より増加傾向です。
その中で200件以上は孤独死である状況です。
品川区の死因で多いのはがんや心疾患、肺炎等の病気で亡くなられる方が過半数を超えていますが、平成25年のデータですと、死因内訳の5位に自殺が入ってくるほど、自ら命をたつ人も多いのが現状です。
品川区でも、地域で見守りを行う等、孤独死等が増えないように対策は行っているようですが、孤独死を0にするのは難しいのが現状です。
孤独死してしまった場合、発見までに時間がかかることも多く、多くの場合は、リフォームや特殊清掃が必要になってしまう等、通常の死亡例とは違った対処が必要になりますので、注意が必要です。

3.もし、孤独死が起こってしまったら…

孤独死が発覚することが多い理由としては、ご近所の方から異臭がする、新聞受けが溜まっている等、異変を感じて連絡し発覚することが多いようです。
もし遺体を発見、連絡が来たのであれば、まずは警察に連絡をし、現場検証を行ってもらいましょう。
その後、検死等やDNA鑑定等終わって、はじめて死亡した部屋に入って警察からの説明や
遺品整理ができる状態となります。
しかしながら、死亡後発覚が遅くなればなるほど、遺体は死臭を発したり、腐敗が進んだりししまい、部屋の中は普通の状態ではなくなってしまいます。
匂いや腐敗によって床が傷んでしまうことによって、普通の清掃では事足りなくなってしまいます。
その為、孤独死が発覚した場合、すぐに特殊清掃を行っている業者を探す必要があります。
場合によっては、リフォームが必要な場合もありますので、特殊清掃を行っている会社に見積もりを出してもらい、確認することが重要です。

4.「東京都品川区で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと」まとめ

  • 品川区では急速に高齢化が進んでいるので孤独死も増えてきている
  • 孤独死の対策は行っていても0にするのは難しい
  • 孤独死を発見した場合はすぐに特殊清掃業者を探すことが大切