【年間200件の事例】から学ぶ「孤独死対処方法」

埼玉県川越市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと

誰にも看取られずに、一人寂しく亡くなる孤独死。
先日は女優の川越美和さんも孤独死したとニュースになり話題になりました。
実はこの孤独死、年々数が増えており、自治体としても問題視している一つなのです。
もちろん川越市も例外ではありません。
川越市でも孤独死等で特殊清掃が必要になる事例がたくさんあります。

【埼玉県川越市で起こり得る孤独死とは】

埼玉県川越市は埼玉県南西部にある約35万人が暮らす市です。
少し前には横浜から直通運転で川越まで来られるようになる等で利便性もアップしました。
また、『小江戸』の雰囲気があるとして話題になった町です。
観光地として人気になった川越市ですが、世間でも問題となっている、少子高齢化に歯止めがきかない町の一つです。
2017年のデータでは、65歳以上の高齢者率は約25.8%と他の近隣エリアと比べると高い状況です。
やはり、高齢者だけの世帯や高齢者の単身者数が増えると、突然死や病気等で誰にも気付かれずに亡くなってしまう、いわゆる孤独死が増えてきています。

川越市の死亡要因の第一位は悪性腫瘍(がん)ですが、実は2位に心疾患(急性心筋梗塞等)も全体の約20%と多く、昨日まで元気だったのに…急に亡くなったという事例も少なくはないのが実情です。
高齢者にはそのような疾患が多く、部屋でなくなることも多いのですが、実は15歳~44歳までは自殺が一番多く、それ意外にも不慮の事故等で亡くなることも多いのです。
特に自殺等は部屋で亡くなることも少なくなく、身内の方のショックは計り知れないものがあります。
一緒に住んでいれば、すぐに見つかることもありますが、一人暮らしをしている場合等も多く、そのような場合はすぐに発見されないことも多いのが実情です。

【孤独死現場を発見したら】

残念ながら、孤独死現場を発見した際には、死後数日以上経っていることが多いのです。
ほとんどの場合は、近隣から悪臭や異変を感じ取られ発見に至ります。
人間の遺体は早いと2,3日で腐敗し始めるので、気づいたときには、部屋自体も無残な状況になっていることがあります。
ショックで辛い状況であることに間違いありませんが、まずは落ち着いて警察に連絡をしましょう。
また、死因によっては、血液や体液で部屋自体が汚れてしまったり、お風呂場等でなくなった場合等は、見るに耐えない状況になっていることもあります。
そのような状況で部屋を清掃したり、遺品整理をすることは精神的にも不可能に近いでしょう。
ですので、そういう場合は遺体がある部屋を清掃するプロ『特殊清掃』の方に依頼をし、対応をしてもらいましょう。
悪臭もなかなか取れないものですので、オゾン洗浄を行う等、特殊な作業を行ってくれます。
部屋自体入るのが辛いのであれば、一緒に遺品整理もしてもらうと気持ち的にも楽になるでしょう。
どこまで依頼をしたいのか、お問合わせする際に話してみると良いでしょう。

「埼玉県川越市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと」まとめ

  • 川越市は65歳以上の高齢者数が約26%と他エリアよりも高い。
  • 若年層の因は自殺が多い。
  • 孤独死の部屋の掃除や遺品整理や特殊清掃業者に依頼すると良いでしょう。