東京都葛飾区で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと

2017年5月26日2019年10月13日

特殊清掃は自殺や孤独死といった場合に必要とされます。
今回は東京都葛飾区の特徴を踏まえて、特殊清掃を依頼する前に知っておきたいことをご紹介します。

葛飾区の特徴

葛飾区は住む場所として人気の地域です。
東京理系大学や、東京盛栄大学が葛飾区内にありますので学生も多く住んでおり、
また公園などの公共施設も揃っていますので子どもがいる家族も多いようです。
そんな葛飾区でも孤独死は起こっています。

孤独死が起こってしまった部屋の清掃をする際は、特殊清掃業者に依頼します。
厚生労働省の人口動態保健所のデータによると、2008年から2004年までの5年間に葛飾区における自殺の人数は506人でした。
自宅で自殺があった場合、すぐに誰かに見つけられることは少ないです。
また、同じ2008年からの5年間に葛飾区に急病で倒れて亡くなった人数は男女合計で460名でした。
一人で自宅にいる際に急に亡くなってしまった場合は、すぐに発見することは難しいです。
葛飾区に住んでいる独身高齢者は21,222名でした。
したがって、孤独死になるケースが多くなりそうです。

注意

以上より、学生や家族連れが多い葛飾区でも、孤独死は多く発生する可能性があります。
孤独死を発見した場合、第一発見者は誰であろうか早めに部屋を清掃しましょう。
放置してしまうと、死臭が発生し、細菌も増えていきます。

特殊清掃業社の選択と作業の流れ

今の時代は、ネットで検索すれば簡単に特殊清掃会社の情報を手に入れることができます。
依頼をする前にその会社のホームページをよく見ましょう。
サイトで作業の流れや、作業方法はのせているかどうか、料金表があるかどうかなどをチェックした方が良いです。
中には悪徳な業者も存在しています。

MEMO

実際の作業の流れは、会社によって多少違いますが、基本やることは一緒です。
体液がついていた家具や布団などを搬出し、家中の清掃が終わってから、消毒・消臭を進めます。
特殊清掃業社が使っている消毒・消臭剤は業界専用のものです。
その後、オゾンショックトリートメント法にて脱臭いたします。
最後に何度もチェックしてから部屋全体をがきれいになったことを確認して終了となります。

遺体を放置してしまうと汚れや臭いがひどくなってくるので
遺体を発見したら、なるべく早く特殊清掃を依頼しましょう。