特殊清掃とは、自宅などで亡くなった方の部屋の清掃などを指します。
つまり、孤独死や自殺現場の清掃です。
荒川区の現状
荒川区は、この20年間で少子高齢化が進んでいます。
65歳以上の人口は、20年前は全体の約16%であったのに対し23%になっており、15歳未満の人口が、20年前は約12%であったのが11%になっています。
そうなると荒川区の高齢者世帯数はどんどん増えて、その中でも高齢者の単身世帯数も増えます。
一人暮らしの高齢者は孤独死を引き起こしやすいので、荒川区では特殊清掃の出番も多いです。
特殊清掃に依頼する時の流れとアドバイス
まず、遺体を発見したら110番をします。
警察が検死をするので、その間に特殊清掃業者に連絡しておきましょう。
なるべく早く連絡したほうが、現場の処理の手間も少なくなります。
また、孤独死や自殺の事故現場は、死後経過日数がかなりたっており、すでにひどい異臭が充満している場合もあるので、なるべく早く清掃するべきです。
しかし、警察の許可がおりてから清掃業者に作業にはいってもらってください。
もし警察の許可がおりないうちから清掃をはじめてしまうと、殺人の隠蔽をしているんじゃないかなどと疑いがかけられてしまいます。
気をつけましょう。
また、複数の特殊清掃業者に連絡しておきましょう。
業者は現場に来てまず見積もりをだします。
複数の業者に連絡して見積もりで判断して、実際に作業する業者を選んでも問題はありません。
2~3社ぐらいを候補にすると良いでしょう。
そして、業者を選ぶ際は、特殊清掃専門かどうかをきちんと確かめましょう。
普通の清掃会社は日常レベルの空間の清掃で見た目を綺麗にするのを専門としているので、孤独死現場の強烈な死臭や体液は除去できず、部屋が原状回復できません。
遺体からでる体液などは、実は有害物質で感染力があります。
死臭も特殊な消臭剤やオゾン脱臭機等、機械などを使わないと除去できません。
賃貸などであれば、原状回復を求められるので、特殊清掃専門の業者に依頼することが大切です。
「東京都東村山市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと」まとめ
- 荒川区の65歳以上の人口は23%と増加傾向
- 孤独死が発生したら特殊清掃業者に見積もりをとる
- 死臭等は普通の清掃では取れないので専門業者に依頼する