少子高齢化が進み、単身高齢者の数が年々増えてきている中、問題となりつつあるのが、孤独死。
今回は東久留米市の孤独死や特殊清掃について、調べてみました。
1.東久留米市における高齢者の孤独死について
東久留米市の人口は約11万人で、そのうち65歳以上の高齢者は全体の27％にあたる3万2千人になります。
2005年の統計で、65歳以上高齢者数は2万2千人で、単独世帯数は約1万2千世帯あり、そのうち高齢者の単身世帯数はおおよそ3分の1の4千世帯であるというデータがでています。
現在は2005年より高齢者数は1万人も増えているので、高齢者の単身世帯数も4千世帯よりかなり増えているはずです。
そうなると、孤独死をする高齢者の方は増えてきます。
というのも、一人暮らしの高齢者の方は家に一人でいる時間が長く、あまりコミュニケーションをとらずに、なにかあっても近所の人にも気づいてもらえないケースが多いです。
このような場合多くの高齢者の方が孤独死をするケースが多いです。
そうなると、特殊清掃業社に清掃を依頼することになります。
2.孤独死の特殊清掃ではどんなことをするのか
特殊清掃業者は孤独死があった現場を現状回復するために清掃します。
しかし、それは普通の掃除とは違ってかなり手間がかかります。
そして死亡から時間が経てば経つほど、清掃は難しくなります。
なので、特殊清掃に依頼する際は一刻も早く依頼するべきです。
大体、孤独死で気づかれるタイミングでは、すでに大量の虫が発生しており、かなりひどい状態である場合が多いです。
孤独死をすると、遺体が腐敗し、すぐにウジがわきます。
そして遺体から体液や血液が流れでて、それが原因で腐敗臭が充満し、更に大量の虫が発生します。
こういった場合、すでに素人では処理はできない状態になっています。
特殊清掃業社は、まず消毒作業を行います。
ウイルスの感染を防ぐためにも一番重要な作業で、必ず最初に行います。
そして、不用品や遺品を消毒しながら処分・整理していきます。
害虫駆除や汚染箇所の清掃をし、死臭も除去します。
最後に壁紙やフローリングの張替えを行います。
業社によってやり方は様々ですが、孤独死の特殊清掃を行う際は、しっかり原状回復できる業社に依頼しましょう。
3.「東京都東久留米市で特殊清掃を依頼する前に知っておくべきこと」まとめ
- 東久留米市の65歳以上高齢者の単独世帯数は約1万2千世帯もいる
- 孤独死があった場合は現状回復の為、特殊清掃業者に依頼が必要
