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遺品整理業者を選択する際に、事業(会社)自体の信頼性や事業所の社会に対する取組みなどを気にされると思いますが、その事業所のスタッフ、つまり遺品整理人は、どんな知識・技術が必要だと思いますか?
遺品整理人は現場作業を中心に知識・技術を高めますが、実は作業前や作業後にもするべき仕事がたくさんございます。
今回は遺品整理人として、見積や作業の現場へ向かう移動手段の知識と技術に関する話題となります。
1.見積や作業の現場に向かうクルマの運転について
遺品整理人は、見積の依頼があった際に、ご自分でクルマを運転して見積現場へ向かいます。もちろん運転手付きのクルマで見積現場へ向かうような贅沢な業界ではございません。通常、見積には燃費が良く、経費の安い車両を好み、軽自動車やトヨタのプリウス、アクアなどの自動車を多用する業者が非常に多い傾向にあります。
また作業を成約した際には、主に2tショートや2tロングのトラックを運転して作業現場へ向い、専ら物やリサイクルおよびリユース品を回収することが非常に多いです。
通常は作業する際に、廃棄物回収は遺品整理現場の地域の許可を得た家庭系一般廃棄物収集運搬業者のトラックやパッカー車に来ていただきますが、現在の遺品整理はどこの事業所もリサイクル・リユースに力を入れており、海外リユースも構築している事業所が多く、日本国内に限らず回収した遺品を世界で有効活用される取組を行っていることで、作業現場によっては回収した遺品の80%くらいが、リサイクル・リユースされる例もあり、自社のトラックを活用する必要性がございます。
そのため、軽自動車からトラックまで、幅広いクルマの運転技術が必要なのは、説明の必要もない現実になっております。
今現在、若者はオートマ限定の免許を取得する傾向になりますが、実は遺品整理業界では、あまりAT(オートマ)車両を好まない傾向にあります。その理由は下記の3つが大きく関係しております。
- マニュアルに比べてAT(オートマ)車両は燃費が悪い。
- ATのトラックに関して、変速タイミングは悪いし、変速ショックが大きい。
- ATのトラックに関して、排気ブレーキはあまり利きません。
遺品整理業界の場合、主に住宅街に回収へ向かうため、特に都心部など首都圏では、4tトラックの必要価値がございません。
そのため、狭い道路事情の住宅街でも対応できる2tトラックを活用することになりますが、MT(マニュアル)に慣れているベテランドライバーから見たら、2tトラックのAT車両は、自分の意志でギヤチェンジできるMTと比べて、変速タイミングは悪いし、変速ショックが大きく、排気ブレーキの効きも悪いことで扱いずらいと不人気です。そのため、遺品整理会社によっては、AT車両を1台も所持しておらず「AT(オートマ限定)免許」の取得者を雇わないところも多く存在しております。
2.対応エリアの地理や道路事情に詳しいのが、遺品整理人の特徴です
遺品整理人(遺品整理業者)は、見積や作業の現場に向かう対応エリアの交通ルートも常に調査研究しているのをご存じでしょうか?
遺品整理では、見積も作業もご依頼者様と約束した時間に現場へ向かいます。当然、クルマを活用するので、向かう途中に事故渋滞などが発生することもありますし、電車の移動に比べて時間の計算が読みずらい状況ではあります。
しかしそんな状況でもプロの遺品整理人なら、約束の時間に間に合うように、ご自分の事業所の対応エリアの道路事情を常日頃から、良く研究調査を行っております。
例えば、どこの見積現場や作業現場へ行く際も、事故や渋滞の有無に係わらず、常に迂回ルートも同時に考えながら運転しております。こうやって頭の中で、突然の事故渋滞などの障害があった際にも、対応できる引き出しをどんどん増やす行為を重ねております。そのため、少々の事故渋滞が直前に発生しても約束の時間には間に合うように訓練しております。(例えば、平成23年3月11日の東北大震災のような交通マヒのような際は例外です)
また電話などで見積の依頼があり、ご依頼者様より作業現場の住所を伺った際には、べテランの遺品整理人なら地図を見なくても、電話口でご依頼者様と会話をしながら、作業現場へ向かう大筋の通行ルートは頭の中で想像できております。
もし電話応対された際に住所を伝えた時点で、電話口の担当者に全く土地感がないようでしたら、そこの地域の下請け業者に作業を丸投げで任せている可能性も考えられ、遺品整理は単なる窓口常務だけの可能性を疑った方が良いかもしれません。通常は対応エリアでしたら、何度も同じ地域で作業をした経験があり、土地感があるべきと考えた方が良いでしょう。
また電話口では、未熟なスタッフが対応されている場合も、単なる窓口業務として下請け業者に任せているために、べテランの遺品整理人が存在せずに、電話口で対応できない理由も考えられます。電話対応などで、対応エリアの土地感がない事業所と思ったら、何かの不安材料を抱いた方が賢明な判断と言えます。
2-1.ベテランの遺品整理人なら、多少の交通障害も、いつも通りの時間で目的地へ
遺品整理人は、常日頃からご自分の事業所の対応エリアの交通事情を研究しておりますので、「遅刻」という言い訳はまずあり得ません。
また無駄な時間の使い方もせず、通常は1時間で行ける場所へ、2時間も前に出発することもありません。ベテランの遺品整理人なら、多少の交通障害も、いつも通りの時間で目的地へ行ける訓練を常に行っております。
作業前や作業後の仕事である移動手段に対する準備や訓練も手を抜かず、きちんと移動時間を計算できるのが、プロの遺品整理人です。もし遺品整理の作業だけに特化した技術や知識を身に付けている狭い視野の遺品整理人が居たとしたなら、正社員レベルのスタッフではございません。
常日頃から対応エリアの道路地図や地形を調べずに、いつもカーナビだけに頼っているスタッフが存在していたなら、それは派遣やアルバイト程度の意識のスタッフと思った方が良いでしょう。
こうやって、作業以外にも遺品整理人はやるべき仕事、覚えなければならない仕事は山ほどあり、これを全力で取り組むのが、間違いなくプロの遺品整理人(遺品整理士)と言えます。
遺品整理会社のクルマ事情と移動手段の知識のまとめ
- 遺品整理会社の多くがマニュアルシフトの車両を好んでいるため、オートマ限定免許では雇っていただけない会社も多い。
- 見積には軽トラ、軽ワゴン、プリウス、アクアなどが人気で、作業は2tトラックを多く活用するため、車両に応じた運転技術を身に着ける。
- 現場作業だけを仕事と思わずに、見積や作業の移動手段に必要な知識として、対応エリアの道路事情、地理などを深く学ぶ必要性もある。
- 電話対応などで住所を伝えて、土地勘のないスタッフが対応するようなら、その地域の作業実績を疑う。
上記のような目線で遺品整理業者を見ると、作業前や見積の移動の際の必要な知識、技術を知ることができます。
遺品整理人(遺品整理士)は、現場作業だけが仕事の全てではありません。移動手段の能力を持った遺品整理人を見極める判断材料のひとつにしていただければ幸いです。