新型コロナウイルスとは
新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認をされたのが、2020年1月16日でした。
しかし日本ではまだ、他人事としか捉えていませんでした。
あれから数ヶ月が経過し、日本中に新型コロナウイルスの感染が広がってからは、国家の危機として政府や全国の自治体が本格的な対策に取り組みました。
それでもまだ新型コロナウイルスの収束には至っておりません。
そこで今回は、新型コロナウイルスについて『感染をしたらどんな症状が現れるのか?』『どうすれば感染から身を守ることができるのか?』
ここでもう一度、新型コロナウイルスの危機意識を高めてください。
新型コロナウイルスの正体とは?
新型コロナウイルスとは、一体何なのでしょうか?
どのように感染して、どのような症状になるのでしょう?
新型コロナウイルスの正体
新型コロナウイルスの正体は、コロナウイルスの一種です。
ご存知ない方も多いのですが、実は風邪を引き起こすウイルスがコロナウイルスなのです。その中には『SARS』や『MERS』という恐ろしいウイルスもコロナウイルスに含まれます。
これらのように、現在発見されているウイルスに一致しない新種のウイルスが『新型コロナウイルス』なのです。
厚生労働省は以下のように示しています。
コロナウイルスは遺伝情報としてRNAをもつRNAウイルスの一種(一本鎖RNAウイルス)で、粒子の一番外側に「エンベロープ」という脂質からできた二重の膜を持っています。自分自身で増えることはできませんが、粘膜などの細胞に付着して入り込んで増えることができます。
引用元:厚生労働省
どのように感染するのか?
では、どのようにして新型コロナウイルスに感染するのでしょうか?
現在わかっている感染の原因は以下の2つです。
- 飛沫感染
- 接触感染
飛沫感染
飛沫感染というのは、すでに感染をしている人が咳やくしゃみをした際にウイルスが飛沫になって出たものを、周囲の人が口や鼻から吸い込み感染をしてしまうことを言います。
接触感染
接触感染というのは、すでに感染をしている人が咳やくしゃみをした際に手で押さえた後、その手で触れたものにウイルスが付着します。
その付着したものを周囲の人が触れたことで、ウイルスが手に付着します。
さらに付着した手で顔を触ることで口や鼻から感染をしてしまうことを言います。
新型コロナウイルスの症状とは?
新型コロナウイルスに感染をした人は色々な症状が現れます。
【最近報告されている主な症状】
- 味がわからない
- 臭いが感じにくい
- のどの痛み
- 頭痛
- 発熱
- 筋肉や関節の痛み
- 疲労感
- 咳
- 息切れ
- 呼吸がしにくい
【厚生労働省が発表した緊急性の高い13の症状】
- 顔色が明らかに悪い
- 唇が紫色になっている
- いつもと違う、様子がおかしい
- 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
- 急に息苦しくなった
- 生活をしていて少し動くと息苦しい
- 胸の痛みがある
- 横になれない。座らないと息ができない
- 肩で息をしている
- 突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた
- ぼんやりしている(反応が弱い)
- もうろうとしている(返事がない)
- 脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
〔表情・外見〕
[息苦しさ等]
〔意識障害等〕
引用元:厚生労働省
濃厚接触者とは誰のことを指すの?
新型コロナウイルスに感染をした人と接触をした人の中で、濃厚接触者と位置付けられる人がいます。
同居している家族や航空機、車内、屋内外で1m程の距離で15分以上の接触があった人
このように定められています。
それ以外にも以下のような人が濃厚接触者に当たります。
- 食事を共にした
- トイレを共有した
- 手に触れた
- 1m程度の距離で会話をした
濃厚接触は感染リスクが極めて高まります。
また濃厚接触者によるクラスター(小規模な集団感染)も数々報告されており、そのクラスターから重篤な症状に陥った人や亡くなられた事例もあるので新型コロナウイルスを甘く見てはいけません。
新型コロナウイルスの感染予防に効果的な4つの対策
新型コロナウイルスの感染予防に効果的な対策は以下の4つです。
- 手洗いうがいが基本
- 3密を避ける
- せきエチケットを厳守する
- 国としての対応→『非常事態宣言』
1〜3は個人でもできる感染予防対策で、4は国をあげた対策です。
手洗いうがいが基本
とにかく手洗いうがいは感染症予防の基本です。
外出をして帰宅をしたら、まず洗面所へ行って手洗いうがいをしましょう。
その際は石けんをつけて手のひら、手首、指の間、指先、指を1本ずつ丁寧に3分ほどかけて洗いましょう。
外出先や自宅でも食事の前やトイレの後にも手洗いうがいは徹底してください。
3密を避ける
すでに『3密』を知らない人の方が少ないと思いますが、ここでもう一度気を引き締める意味も込めて再認識してください。
【3つの密】
- 密閉
- 密集
- 密接
密閉
密閉とは、換気ができない場所を指します。
例えば、
- 会議室
- カラオケボックス
- 塾
- 映画館
- 多目的室
などが挙げられます。
密集
密集とは、人が多く集まることを指します。
例えば、
- スーバー
- 電車
- 喫煙所
- ライブハウス
- パチンコ店
などが挙げられます。
密接
密接とは、人と人とが1mほどの距離で会話や運動をすることを指します。
例えば、
- ランニング
- スポーツジム
- 格闘技の練習
- 接客を伴う飲食店
- 職場
などが挙げられます。
せきエチケットを厳守する
感染症は人からうつされないためだけの対策ではなく、人にうつさない対策も必要です。
せきやくしゃみをする際は『せきエチケット』を厳守しましょう。
厚生労働省が推奨している方法をご紹介します。
【3つのせきエチケット】
せきやくしゃみをする際は
- マスクを着けてから
- ハンカチやティッシュで口と鼻を覆ってから
- 肘を曲げた状態で肘の内側で口を覆ってから
絶対にやってはいけない悪い例は、手でおさえる方法となにもしないでせきやくしゃみをする行為です。
それだけは絶対にやめましょうね。
国としての対応→『緊急事態宣言』
全国へ緊急事態宣言が発令されたのが2020年4月7日のことでした。
緊急事態宣言は、様々な生活制限を余儀なくされました。
しかしこの緊急事態宣言こそが感染予防のための最大の対策なのです。
- 外出自粛
- 休校
- 休業
- 施設の使用停止
- テレワーク
- リモート飲み会
これによって感染者の増加をおさえることができ、2020年5月14日に緊急事態宣言は39県で解除されました。
新型コロナウイルスを除染する消毒業者の存在
ここまでは緊急事態宣言を除き、新型コロナウイルスの感染から身を守るために個人が取り組める予防対策について解説をしてきました。
最後に新型コロナウイルスを除染する消毒業者の存在について触れさせていただきます。
これまで注目されることがなかった消毒業者ですが、新型コロナウイルスによって一気に世の中の人々へ知られることになりました。
しかし消毒業者としての認知度はまだまだです。
日本除菌消毒センターでは、新型コロナウイルスに対する除染作業に対応しています。
厚生労働省ガイドライン、W H O等の機関が推奨する除菌消毒の方法を取り入れ以下の新型コロナウイルス除染作業へ対応しております。
- 高齢者施設
- 病院
- スポーツジム
- ライブハウス
- ホテル
- オフィス
- 事業所
- 戸建て
- マンション
- アパート
- 一般住宅
- 霊柩車
- レンタカー
- 一般の自動車
関東地区、関西地区、九州地区で対応が可能です。
無料の出張見積もりもさせて頂きます。
日本除菌消毒センターへのお問い合わせはコチラからお願いいたします。